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全員のまとまりを魅せるために

声の柱を選ぶ

全体で歌う前に、大きな合唱団であれば1グループの、さらに各パートごとで、「声の柱」を決めるといいでしょう。
「声の柱」とは、文字通り、歌う時の彼らの中心部となることを指します。
「声の柱」がしっかりすればするほど、周りの士気も上がり、相乗効果で膨大な歌の力を放出させます。

また、「声の柱」は建築で例えると想像しやすいでしょう。「声の柱」はいわゆる枠組みです。
枠組みがしっかりしていると、その家は安心感があるイメージを持つと思います。
つまり、声の柱は、様々な材質を持っている合唱の基盤なのです。
そこから、デザインセンスの良い家、表現の豊かな合唱だったり、機能性の高い家、技術の高い合唱へと繋がっていくのです。

指揮者と観客に届ける

ステージに上がった時、実際は殆ど足場がないので、この体勢にするのは難しいですが、出来るだけ半円の弧を描くように並んでみましょう。
指揮者のほうに体を向ける時、指揮者が円の中心で声がいったんまとまって、そこから観客へ拡散していくような感じです。

そこで「声の柱」を置いておくと、より纏まっているように聞こえます。
これは、「声の柱」はどれだけ丈夫な枠組みをしているかを指しているからです。
柱がしっかりしているからこそ相乗効果で周りの歌声が発揮されて、中心に集まる歌の力が強く、そして拡散されていくのです。
クラッシック音楽でマーラーの千人交響曲は約900人ほどの合唱が行われています。
「声の柱」の人数も多くなり、纏まるのも大変だと思いますが、人数に値するだけあって拡散されていくエネルギーも相当なものだと思われます。